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新春駄目人間大会

一月三日の朝。珍しく穏やかな天候だったのでバイクにまたがった。「ちょっとその辺を乗り回して来る」はずだったのだけれど気がつけば月ヶ瀬。



正月早々こんなにたくさんのバイクが(笑)。
バイク乗りというのはマコトにどもならん。

お茶を飲んだりしてまったりしたのち、ふと気がつくと携帯にメッセージが届いている。友達の尾藤さんからだ。
「今日何時からにします?」


。。。。。。。。。何が?

全く身に覚えは無いが心当たりはある。
年末に呑んだ時にまた飲みに行く約束でもしたのだろう。

記憶は無いが自覚はある。
。。。駄目過ぎる。

先方に電話をしてみると「近所のうどん屋で酒を飲もう」ということになって居たらしい。
一旦電話を切ってうどん屋の都合を聞くと「夕方からならいいですよ」と。
再び尾藤さんに電話して午後2時に駅のホームで落ち合うことにした。
夕方から呑むのになぜそんな時間に?と思われるかも知れないが、そんなに待てないのが駄目人間だ。
「始まるまで呑んで待つ」が正統派駄目スタイルである。

さて。正月である。
昼から呑める店がいったい何軒あるだろう?
天満や京橋に行けば無いこともない気がするし反対に「ある」と言い切れない心許なさもある。
とりあえずやってそうな店を上から数件頭に思い浮かべ「一軒め酒場」を「最後の砦」に設定する。
この時点で「なんとかなる」ことは確約された様なものだ。(年中無休)

さて、環状線鶴橋駅ホーム。
ここには立ち食いうどんの「麺屋」がある。
呑む前にまずは腹ごしらえ。かと尾藤さんは思ったらしい。

。。。そんな訳がない。



最初の一杯がココだ。
枝豆!鶏天!生ビール!である。
「今小さい鶏天しかないから」と2個サービスしてもらう。
うーん。初っ端から縁起がいい!

さて。ココもやはり立飲みの流儀。
サクッと呑んでサッサと次に移動だ。
まずは京橋。

串カツの「まつい」。



げげ!人が溢れとる!中に入れんやないか!

これはちょっとかなわんな、ということで他の店を探すが「まるしん」も「七津屋」も当然休み。
営業してる店は激しく混雑している。
結局「どうせ待つなら」ってことで「まつい」
ここは瓶ビールがキリンとアサヒで選べるのがいい。

実は「まつい」のメニューで気になってたものがある。

「おでんのポテサラ280円」。。。これだ。



「ポテサラ」と注文するとオッサンがおもむろにおでんの鍋からジャガイモと卵を取り出しボールに入れる。
マヨネーズとマスタードと黒胡椒をそこに入れてグチャグチャグチャとかき混ぜて出来上がりだ。

美味くない訳がない。

。。。

ポテサラにナスの串カツ、紅生姜のフライにどて焼きなんかでビールを2本ほどやっつけたらいよいよ天満へと向かう。
天満駅を出て路地に入るといつもの光景。
奥田は休みだが営業してる店もいくつかある。

まずはしかし基本を攻めよう。ということで。。。



この丼の湯豆腐にタラコのチョイ焼きと言えば、そう、天満酒蔵だ。って偉そうに言う割にものすごい久しぶりだ。
しかも写真は昔の使い回し。
尾藤さんはビールで腹が膨れてしまった様でハイボールに突入。
私は一番搾りを頂く。

さてそろそろいい加減に酔っ払った。
最後にスタンドバーに顔を出して帰るとしよう。
私はコーヒーにしたが、尾藤さんにはどうしても飲んでいただきたいラム酒「ロン・サカパ」を勧める。

。。。駄目だ。尾藤さん、スイッチ入った(笑)

新年の振る舞い酒やおせちの黒豆を頂きながら結局私もロン・サカパに手を伸ばす。
結局コッチの駅まで戻って来たのは5時半頃だ。
で、駅からうどん屋に電話。

「今駅なんだけど、酒の肴買って行こうか?」
「お願いしまっす~!ウチ今食べるもの無いんで持ち込み大歓迎っす~!」


。。。おい(笑)。

てなわけで今年最初の駄目人間大会はうどんを作らないうどん屋で締め。
うどんは無いけど麻婆豆腐はあるらしい(笑)。



結局1番駄目だったのはうどん屋ではないかと思いながら帰路についたのだが、途中で何故かケンタッキーを3ピースも買い、帰ってからスパゲティとみそ煮込みうどんを食べてしまった私がどうも奇跡の逆転優勝を果たしてしまったらしい。

バンザーイ!しくしく。。。
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酒の奥田日記12月27日

酒の味を覚えて暫く、日本酒というのは好きでなかった。
べたべたと甘ったるく、しかもいがらっぽい。「こんなものどこがいいのか?」と思っていた。
ところがふとしたきっかけで「美味しい日本酒」と言うものに出会い、日本酒にハマる。
「酒は純米酒に限る」とかなんとか言いながら、「純米吟醸生酒」だの「純米大吟醸あらばしり」だの「純米生原酒」だの「純米大吟醸おりがらみ」だの、そんなようなものの味を知り、「これこそがちゃんとした日本酒」なんて知った様な口をきく様になる。
。。。そんなものはまだヒヨッコだ。日本酒の、ほんの「入口」に立っただけのものだと思う。
今日は今年最後の奥田詣で。年末の挨拶を兼ねて立ち寄ると「金目鯛の煮付」なんてものがあるじゃないか!もちろんオーダー。

煮魚は捨てるところがほとんどない。綺麗に丁寧にほじくっているとそのうちキリンが空になる。そうなるとここは熱燗に移行すべきところだ。で、大関の燗。これが実は意外と悪くない。いやもちろん「〇〇の大吟醸と比べたら」みたいなことは言わないけれど、 朝の立ち飲みという状況とマッチしてて何とも趣深い。
さてそれで大関の熱燗を飲みながら金目鯛をほじくっていると金目鯛が先に無くなる。皿には煮汁だけが残るのだけれど、煮魚で一番美味いのはこの煮汁だ。炊き立てのご飯があれば上から掛けたいところだが奥田のメニューにご飯ものは無し。さりとて煮汁は残したくないしで選んだのが湯豆腐だ。普段はポン酢がけでオーダーするところを普通にそのまま。で、上から金目鯛の煮汁をだーっと。

ウホホホホ!こいつぁ素晴らしいや(笑)。
思わず熱燗もう一杯だ。
いや、何だろう。ついこないだまでアル添の酒なんて決して呑まなかったのに。ましてや大関なんて、と馬鹿にしてたぐらいなのに。
日本酒というのは、飲めば飲むほど、知れば知るほど、わからなくなる気がする。
まだまだ入口のドアから中を覗いたぐらいのものなのだろう。
酒の奥田。
年始は1月5日から営業開始だそうだ。

酒の奥田にっき12月20日

「いや、ええでええで、替えんでええで」
という声に目をあげると左斜め前のオジサン。
「コップの内側に酒がひっついとるから勿体無い」
日本酒が空いて赤ワインを注文したので店員さんがコップを替えようとしたらしい。
意地汚い、とか言うのではない。洗い物を少なくしてあげようという心遣いだ。
ちょっと良い酒を飲ませる店になると日本酒の種類ごとにグラスを替えたりする。日本酒好きとしてはもちろんその方が良いのだけれど、むしろそのグラスに水を注いでグラスも口の中も洗った上で「同じグラスでいい」と言った方が店としては助かるし、粋だ。
では立ち飲みではどうするのがオモロイかという実例を今目の前で見せて頂いた訳である。素晴らしい。
こういう会話は一度耳につくともうその人の言葉しか聞こえない。もう、その大将が何を喋ってるのか気になって気になって仕方がないのだ。そしてそういう人の言葉は聴いていて楽しい。
「今な、わし、シルバー行ってまんねん」(『まんねん』てきょうびなかなか言わんで)
「ほんでシルバーで剪定やってまんねんけど、親方がこない言いよる。『ハサミは岡恒やで』」
と、一緒に喋ってた他の爺さんが
「岡恒はええで。ホームセンターのと違ってな、岡恒のハサミは先まで綺麗に研げる。0.1ミリの鉄板なんかサクサク切れよるで。」
。。。な、なるほど。岡恒か。
この先使うかどうかわからない知識ではあるが、剪定バサミを買うなら岡恒がいいらしい。良いことを聞いた。
とにかくこういう面白い会話は爺さん達ならではのもので聴いてて飽きない。というかそれだけで肴になる。
「あちらの殿方に一杯」とか言って酒を奢ってあげたいぐらいだが「気がある」とか思われたらややこしいのでそれはしない。
これが夜の部とかになると爺さん達は居なくなってかわりに会社帰りのおっさんのグループとかで一杯になるのだけれど、おっさん達は仕事の話しかしないので聞いてて楽しくない。やはり奥田は昼に限るなぁ、と思う次第。
このあと南森町まで歩いてじゃんぷ亭で味噌ラーメンを頂いた。
相変わらず美味しゅうございました。
ご馳走さまでした。

酒の奥田日記 12月5日

久々月曜日の奥田である。
この店は日曜祝日が休みなので月曜の午前中は1日酒が切れて悶絶していた人たちが大挙して押しかける様だ。
たいてい混んでいる。
この日もそんな感じだったのだけれど「珍しいな」と思ったのは女性客の姿がチラホラ見られたこと。
カウンターのそこここに男性の連れと飲む女の人。全部で5人ほど居たか。
さてこちらは例によってキリンの大びんでスタート。
肴はちょっと趣向を変えて肉じゃがを注文する。
IMG_9593.jpg
肉じゃがというのは酒の肴としてはほぼ最強なのではないかといつも思う。
和食でありながらどんな酒にでも合う。
しかも肉も野菜もバランス良く摂取できるうえに飽きがこないからこれだけで延々ダラダラと呑んでいられる。
実に素晴らしい!
これはもう炊き込み御飯と豚汁のセットに匹敵するのではと思えるほどだ。
昼の立ち飲みは人間観察が面白い。色んな人を眺めながら飲むのは飽きない。
この日はまだ二十代前半じゃないかと思えるような若者がひとりで呑みながら店長と談笑していた。
私など立ち飲みの楽しさに目覚めたのは四十代後半。この若さでこんな店を知っている彼がとても羨ましい。と同時に彼の行く末を若干案じてしまわなくもない。願わくば良い酒飲みとして成長して行って欲しいものだ。
カウンターの中は洗い場が2つ、おでん鍋がひとつ、刺身を切る場所がひとつ、あと揚げ物と酒類がそれぞれひとつずつと合計6つのパートにそれぞれ人が配置されていて各自その近辺のエリアのオーダーをこなす様になっている。客の方も慣れて来ると「今日の自分の担当はこの人だな」ということを理解して基本その人にオーダーを言う様になる。注文が混乱するのを避けるためだ。ところがたまに慣れてない客がそういうのお構い無しに注文する。この日は下げた皿を洗い場に持って行って自分のエリアに戻ろうとする人を捕まえてその人の担当と関係ない料理を注文するオジサンが居た。もちろんそれはイケナイことではないが店員さんの反応が一呼吸遅れる。「あゝ、今頭の中で情報を整理してるな」とか思うと面白い。「オジサンはオジサンでまだこの店に慣れてないな」とか変な優越感に浸ったり。小さい優越感だなしかし(笑)。
そんな風にニヤニヤしながら他人を観察してたのだけれど、その自分の姿も誰かが観察してたらそれはそれでケッタイなものだったかも知れない。

酒の奥田日記11月21日

夕食の買物のついでに軽く呑もうと思って酒の奥田に立ち寄る。
珍しく夕方の部。
開店の少し前に着いたので店の前で待っているとやがて店内に照明が灯る。
カウンターの中から私に気が付いたオバちゃんが手招きしてくれた。
毎週ブログに上げるのだからたまには違ったメニューも注文したいとは思うのだけれど、それはそうなのだけれど。。。

駄目だこのイワシの刺身の旨さには抗えない!
一切れ一切れ幸せを噛み締める様に口に運んでいるうちに店内が混雑し始める。
少し離れたところにいたカップルの女性にどうも見覚えがある。誰だっけかな?いや声も聞き覚えがあるぞ。。。
。。。まあいいけどね。
イワシを食べ尽くしたので揚げ物をオーダー。それが出来上がるまでの繋ぎにおでんのジャガイモを頂く。
ここのジャガイモはメークインが使ってあって出汁も薄味。塩をかけてやると粉吹き芋みたいな味になる。
ジャガイモをつまんでいたら今度はビールが終了したので芋焼酎の炭酸割りを。
外で飲むときの自分ルールなのだけれど、酒と肴が同時に終了しないと落ち着かない。
綺麗に終わればビール1本でも店を出るし肴が残れば酒を、酒が残れば肴を追加する。
結局最後に注文する事になったのが小海老の唐揚げ。

これは長い酒の奥田歴の中で初めての注文。美味しい!
で、ふと顔を上げたら件の女性と目が合った。向こうも私に見覚えがあるらしくにこやかに会釈してくる。
あっ!ヨシダやないか!(笑)
私が密かに応援しつつも面白がっているあの「愛想の無いヨシダ」だ。
店の制服を着ていないから誰かわからなかったのだ。そういうことってよくある。
しかし何だこのヨシダの愛想の良さは(笑)。
外で合うと全然違うな(笑)。
ああ、そうか。
よく考えたらかなり忙しい店を少人数で回してるんだった。
仕事中は目が吊り上がるほど忙しいから愛想なんか考えてる暇が無いのかもしれない。
酒の奥田にしてもそうだけれど、安くて美味いってのはそこで働くヒトの頑張りの上に成り立っているのだもの。
感謝して呑みたいものである。
プロフィール

べろ(ひらがな)

Author:べろ(ひらがな)
食べ物と酒とオートバイの話。その他戯言。

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